今回は11月4日に続き留萌南部森林組合の渋谷正之さんにお越し頂きました。
ここ数十年、特に北海道では森林を伐採し原生林は少なくなりました。そして現在は、経済優先思考により不採算の国内森林は手入れさえ施されなくなっています。
森林は、我々の生活圏から離れていますが、例えば住居は木造であったり、飲み水は、森林の根を伝ってきたものだし、呼吸する空気も森林による酸素供給だったりと、我々人間には無くてはならない身近でかけがえのない大切なものだったのです。
増毛小学校校舎は、昭和の始めに建てられ、これまで3世代にわたり同じ校舎を使っています。この校舎は、上川あたりの原生林を製材して建てられました。現代において、当時と同じ材木は調達不可能なのです。校舎の在り方は、貴重な木材の面からも議論してほしいものです。
2005年12月02日
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