五志道が出稼ぎの為、今日は特別編成でお送りしました。「緑の風」つながりで、「森林の緑」を考えて見ました。ゲストは留萌南部森林組合から渋谷正之さんにお越し頂きました。
森林組合の仕事や、現在の森林の状態などを伺いました。太平洋戦争時に伐採が進み、その後も高度経済成長による需要や炭坑利用などで、たくさんの森林が伐採されました。今では、輸入材により国内の伐採は少なくなりましたが、一方で、山の経済価値が認められなくなって、植林など山の手入れがおろそかになっています。
国内の材木需要は衰えておらず、その分、日本は海外の森林を蝕んでいるとも言えます。森林の荒廃は、飲み水や海の環境にまで影響を及ぼします。森林は、私たちの生活空間から離れていますが、実は生活にたいへん密着している大切な財産だったのです。
2005年11月04日
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